2018/10/29

2018年10月29日(月曜)アジア・欧州市場

2018年10月29日(月曜)アジア・欧州市場

週明け日本株は一時280円近くの上昇からスタートすると、終盤にかけては中国株安(上海総合-2.18%)の影響なのか、-34.80(-0.16%)近くの下げとなった。

為替相場は、特に円相場は株価との連動性が高い反面、最近の傾向として感応度は鈍くなっており、USDJPYは111.78~05のレンジで上下変動し、方向性は見られず。

EURUSDは、週末の独ヘッセン州議会選挙で、14日のバイエル州議会選挙に続き、メルケル首相のCDUと連立のSDPが大敗。政治的基盤が弱まったことを材料に、主明けは若干ですがギャップを開けユーロ安からスタートするも、欧州市場に入ると前日終値水準近くの1.4010近辺まで値を戻していますが、今後の動きはイタリアの予算案を含めネガティブ材料であることは間違いありません。

GBPUSDは、大枠1.2820~40の20ポイントのレンジで動けず、特にコメントもありません。潜在的なブレグジット交渉の行方次第ですが、今週は月末・月初の特殊要因の影響と、第3四半期GDPやCPI等、欧州発の材料も豊富で、動くことは間違いなさそうです。

新興国通貨では全体的にドル売りがUSDTRYは5.5439まで続落、USDZAR、ZARJPYでもZAR高が目立っています。