2018/10/02

2018年10月2日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年10月2日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

米中は貿易戦争から南シナ海では軍事的緊張へ。

利食いとリスク回避? 久々に円は他通貨を含め全面高、ドルは主要通貨で続伸、新興国通貨でも反発、日経平均株価は+24.86と小幅高で、上昇から一時マイナス圏まで値を下げる局面もあり上値は重く、ダウ先物も小幅安。米10年債利回りも先日の3.08%台から一時3.06%近くまで低下。

USDJPYは、リスク回避なのか、利食いなのか不明ながら、株価の伸び悩み=円買いの流れが続き、週明け月曜日の早朝の水準となる113.70台へ逆戻り。クロスでもEUJPYを含めた主要通貨に対しても円の買い戻しが強まり、同じリスク回避時に買われる傾向の強いCHFに対しても値を上げている。

EURUSDは、イタリア予算提案を拒否する可能性が、株や債券市場に悪影響を与え、引き続きプレッシャーとなっているのか上値は重い。前日から軟調な地合いが続きボトムとなっていた1.1540台を割り込むと1.1520台まで続落。上値の重い展開は変わらず。

GBPUSDは、1.3000~10のボトムラインを割り込み1.2990まで続落。前日には「英国はEU離脱合意に向けアイルランド国境問題で妥協計画」との報道に何とか盛り返していたが、高値を維持することはできず。今日も上値は重く1.3050を超えられず、一時1.2980台まで下落へ。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※