2018/10/22

2018年10月22日(月曜)アジア・欧州市場の動き

2018年10月22日(月曜)アジア・欧州市場の動き

週明け月曜日、週末には米ロ中距離核戦力廃止条約から米国が離脱、ジャーナリストのカショギ氏殺害によるサウジの信用失墜との動きを意識されたが、中国株高がリードし日本株高に連動して円売りへ!

23日にエルドアン・トルコ大統領はカショギ氏の死亡について声明を発表するという。また、23日にイタリア政府は欧州委員会が予算案の修正を求める決定を下すと予想しており、共に相場変動になる可能性が高く気になる!

日経平均株価はマイナスからスタートするも値を戻し上昇、+82.74(+0.37%)で終了。中国株は大幅に上昇し、上海総合は+97.88(+3.84%)近くで推移している。

株高=円安の法定式に、USDJPYは株安を受け一時112.35まで値を下げるも、欧州市場の序盤には112.75まで上昇、18日の112.73に並ぶ動きへ。

EURUSDとGBPUSDは欧州勢の参入に伴い上昇し、先週末NY市場の高値水準を試す動きで、EURUSDは19日の高値1.1535を上回り1.1540台へ。GBPUSDは先週末に「ブレグジット交渉でアイルランド国境問題を取り下げる可能性」との報道を受け急伸した1.3104を目指す動きへとなっている。しかし、共にブレグジット交渉とイタリア予算案を巡るリスクを抱えており、どこまで積極的に買い上げることができるかは疑問。


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