2018/10/03

2018年10月3日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年10月3日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

為替相場は、問題のイタリアと財政赤字の見込み数字に相場が動き、今のところ材料は見当たらないが、保守党大会からブレグジット関連の発言をテーマに相場を動き、今日の大会最終日のメイ英首相の発言待ち!

イタリアは2021年の財政赤字GDP比2.0%を目指すとの報道にEURUSDは反応し1.1590台まで上昇するも、1.1600の壁を越えられず。材料の乏しい中で、USDJPYを除く主要通貨はEURUSDの買いに連動しドル買いへ。ただし、実行可能かとの不安感も強い。1.1530台をボトムに1,1600の壁を超えることができるのか?

USDJPYは日本株安の影響もあり一時113.52まで続落するも、EURUSD主導のドル買いの影響にEURJPYが131.00台→131.98まで急伸するなど、クロスの円売りに反応し113.84まで上昇。113.80台では利食いの売りが強く、USMCA新通商条約の前提合意では、為替条項が盛り込まれるなど円高不安が残るも、113.50近辺(40~60)を底値に反発再開の可能性もぬぐい切れず。

AUDUSDは弱い株価にリスク回避の動きに下落する中で、予想外に弱い豪建設許可に0.7160台まで下落。逆に、カウンターでEURUSDの上昇が強まると0.7197まで上昇と、結局は中間値の0.7180近辺で落ち着く。

日経平均株価は前日比-159.66(-0.66%)と下落、米10年債先物は3.07%台と小幅上昇へ。