2018/10/04

2018年10月4日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年10月4日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

強い米経済指標とパウエルFRB議長のタカ派発言の余波は続き、米10年債利回りは3.22%台と上昇を続ける中で、日経平均株価は-23975円(-135.34-0.56%)と24000の大台を割り込み終了。

今日は、米製造業新規受注・耐久財受注があるが、ビックイベントではなく、むしろ金利据え置きが固いと思われているメキシコ中銀の金融政策発表後の反応が興味深い。明日金曜日の米雇用統計待ちの弱腰相場なのか、アジア市場の為替相場は小幅なドル買い相場が続いている。

EURUSDとGBPUSDの動きは見られず。昨日、1.2%と超と下げ幅が目立ったAUDUSDとNZDUSDは、続落気味で共に0.3~0.4%近く下げている。AUDUSDは0.7111を高値に0.7080の大台を割り込み、ついに9月前半の安値0.7080をも割り込み0.7070台まで下落。

NZDUSDも同じ0.6520を高値に、9月の0.6491の安値を割り込み0.6484まで下落、0.6500の上値が逆に重くなっている。共に一通りストップを付けた可能性もあるが、米雇用統計を明日に控え、米金利の上昇にどこまで買い戻せるか疑問。

USDJPYは、昨日NY市場では2段階階上昇で上昇。1弾目は12年ぶりの高水準となった米ISM非製造業PMIでオプションカット時にもあたり114.45まで急伸。2弾目は終盤でパウエルFRB議長のタカ派発言を受け114.54まで上昇。そして、今日のアジア市場でも114.55まで上昇するも、日本株安の流れを意思したのか114.22まで下落。114.50近辺には強い売りがあることが確認されているが、下げ幅は予想外に少なく、相変わらず買えていないリスクが気になる。

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