2018/12/10

2018年12月10日(月曜)欧州・米国市場序盤の動き

2018年12月10日(月曜)欧州・米国市場序盤の動き

11日の議会採決の延期報道が取り巻く中、メイ首相は11日に予定していた離脱案の議会採決を大敗回避中止、日本時間11日00:30時に下院議会でEU離脱について説明へ。また、再交渉のためにブルッセルに戻るとの報道も。

この報道に、GBPUSD売りが強まり、アジア・欧州市場序盤の序盤に「欧州司法裁判所が、EU基本条約・リスボン条約の50条の解釈を発表し、英国はEU離脱を一方的に取り消すことが可能」との報道で上昇した1.2758を高値に1.2610台まで続落。午前零時30分の発言を見守りたい。

欧州株は小幅安で、独DAXは-0.3%台と下げ幅を縮め、逆に英FTSE100は小幅上昇、ダウ先物は小幅高で推移。米10年債利回りは2.86%台まで上昇しドル買いの材料となる。ユーロ圏センティックス投資家信頼感指数は予想外に弱く4年ぶりの低水準。英鉱工業生産、製造業生産高は共に弱く予想外のマイナス幅が広がっている。

USDJPYは、日本株安でアジア市場の112.24の安値から欧州市場にかけては米金利が上昇し112.75まで値を戻し、欧州株安もあり112.60台まで一時値を下げるも、欧州株は下げ幅を縮め米株先物も強く、米金利の続伸、GBPUSDの売りがリードするドル買いに112.80近辺のポイントを上抜け112.90まで再上昇。

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