2018/12/17

2018年12月17日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年12月17日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

週明け月曜日。週末に米中関係、ブレグジット関係、イタリア予算案、フランス過激デモ関係による大きな材料もなく、喫緊の新たなテーマも見られず。クリスマス休暇入りで市場参加者も少なくなり、19日のFOMCを意識しているのか、週明けの為替相場の動きも限定的。

BIS公表の四半期報告で、「最近の株安は始まりにすぎず、今後とも続く」との見通しで、各国の金融引き締めや景気減速への懸念から、投資家は市場から資金を引き揚げるとみている。こちらの報道も材料視されず。

GBPUSDは週末にかけネガティブな材料がなかったことを意識したのか、上昇してスタートするもすぐに逆戻り。週末には英議会予備投票を求める閣僚からの圧力増大とのニュースや、メイ英首相から「離脱合意の変更調整無ければBrexit合意が瓦解してしまう恐れとEU首脳に警告」との報道も材料にされず。結局は大枠1.2575~95の狭いレンジで推移。

EURUSDは1.1300をボトムに1.1320台へ上昇と緩やかな上昇ながら動きは緩慢。

USDJPYは、日経平均の上昇と高止まりで動きが止まってしまった動きに、113.31をボトムに113.50台まで上昇するも、中国株も勢いは見られず113.40台で推移と、こちらの動きはも緩慢。

日経平均株価は上昇を維持し+132.05(+0.62%)、中国株は一時の下げから値を戻すも強さは見られず、上海総合は前日とほぼ変わらず。原油価格は51.20台と前日とほぼ同水準、米債利回りも大きな変化は見られず。

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