2018/12/05

2018年12月5日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

アジア市場はドル全面高で、懸念された日本株は下げ幅を縮め小幅安。今日の米国市場はブッシュ元米大統領の死去に伴い「国民追悼の日」で休日、主要市場不在の中で相場がどのように変化するのでしょうか? 予想することは困難でテクニカル中心の短期的な取り引きに陥る可能性も。

日経平均株価は一時300円近くの下げから下げ幅を縮め116.72(-0.53%)と小幅安で終了。中国株もボトムから下げ幅を縮めるも上海総合は-16.153(-0.61%)と小幅安で終了。

前日にダウは800ドル近く下落し、日本株の続落が懸念されるもとりあえずは杞憂に終わり、112.65をボトムに113円台まで上昇し、そのまま113.00~11の狭いレンジで推移。円クロスではAUDJPYを除き円安傾向となっている。

弱さが目立ったのはAUDUSDで、0.7356を高値に朝方発表された豪GDPが前年比2.8%(予想3.3、前回3.4%)と予想外に弱く0.7295まで下落。その後も戻り売りに0.7282をボトムにようやく下げ止まり、0.7280~00の狭いレンジで推移。米中貿易戦争の休戦合意を巡る思惑が錯綜していることもあり焦点を絞れず、予想外に強い中国PMIにも神経を使う動きがみられる。

NZDUSDもトップ0.6944→ボトム0.6909まで下落、し0.6920台で推移と中間地点に位置。

EURUSDは、トプ1.1346→ボトム1.1317と以外にも動きは鈍く、GBPUSDは、トップ1.2720台→ボトム1.2672と、小幅なレンジで値を下げている。

GBPUSDは、1.2720→1.2672と小幅下落し1.2700台で推移。メイ首相は内閣不信任案を提出されるリスクが高いなか、戻り売り圧力は消えそうにない。