2018/12/06

2018年12月6日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

2018年12月6日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

アジアと欧州株は下落、米株先物も下落。米債利回りの低下、特に2年債の下げは目立ち、リスク回避の流れへ。原油価格はOPEC総会を前にして減産合意に疑問も残り続落。

欧州株は弱く、ユーロストックス50は-2.33%と大幅安、ダウ先物も-1.61%と弱く、米10年債利回りは一時2.87%まで、2年債も一時2.75%までと下げ幅を広げている。原油価格(WTI)は一時50.23まで下落。

為替市場は株価の続落と資源価格の下落に敏感な、AUD+NZD+CADの下落が目立つ。AUDUSDは早朝0.7273を高値に、前日のGDPが予想外に弱いことに加え、デベル豪中銀副総裁が利下げの選択肢を示し、0.7191まで続落。

USDCADは早朝の1.3351をボトムに、前日にカナダ中銀が金利に慎重姿勢を示したこともあり、欧州市場は原油価格の下げも加わり1.3444まで続伸。ようやく買圧力も弱まり米国市場待ち。

USDJPYは113.20をトップに売り圧力は止まず。大枠112.55~113.20のレンジで上下しながら、米国市場の株価と債券市場の動きを見守る動きへ。

GBPUSDはアジア市場で1.2737を高値に欧州市場の序盤にかけ1.2700まで続落。1.2700をボトム1.2770台まで反発と、11日の議会採決を控えて上下変動は止まらず。