2018年12月3日（月曜）欧州・米国市場序盤の動き
米中貿易戦争の休戦を受け、アジア市場に続き欧州市場でも独DAXが＋2％超と株価の上昇が目立つ。為替市場はアジア市場に続き、中国経済の回復期待と原油高に、AUD＋NZD＋CADが上昇、逆にGBPとEURは弱さが目立つ。
AUDUSDは、1％近くの上昇で、米中首脳会談の結果を受け週明けのオセアニア市場からギャップを明けて上昇からスタート。その後も株高＝リスク選好の動きに一時0.7393まで上昇し底堅く推移。
GBPUSDは、今週から始まるブレグジット案をめぐる協議がスタート、11日の英議会採決が不調に終わるリスクを意識しGBP売りが強まる。
EURUSDは、ユーロ圏製造業PMIの改定値は51.8（予想51.5）予想より強いが、イタリア予算案では妥協策を模索する中で、GBP売りに連れ安となり、フランスの激化するデモも材料となりEURも弱い。
USDJPYは、米中首脳会談の結果をうけた株価連動のUSDJPYでの円安も早朝の113.82を高値に欧州市場に入ると113.38まで続落。AUDJPY＋1％超、NZDJPY0.7％近く上昇するなど、GBPJPY－0.24％と円高を除き、クロスでは大幅な円安が目立つ。
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