2018/12/20

2018年12月20日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

2018年12月20日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

FOMC明けの東京市場。日経平均株価は-595.34(-2.84%)と大幅下落、米債利回りは低迷し続け、原油価格(WTI)は46台を回復し47.20近辺へ。

為替市場は、昨日に続き2極化して。リスク選好時と株安に弱いAUD+NZD+CADは強さがみられず、特にNZDUSDは早朝発表のGDPが弱く続落、USDCADは弱い原油価格に弱くい。JPY+EUR+GBPが小幅ながら上昇している。

EURUSDは、早朝の1.1372をボトムに、1.1370台から90のレンジから欧州市場に入り1.1410台へ上昇し、FOMC後の下げ幅の61.8%戻し近くとなっている。

特に、USDJPYは過去7週間の安値を割り込む111円台に突入、9月中旬から続いている大枠112.00~114.50のレンジの下限を試しながら、これからのBOEのMPCを含め欧米株次第ながら、25週MVの112.15を割り込み、円高傾向は止まらず。

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6:45    NZD 11月 貿易収支=-8.61億NZドル(予想-8.8億NZドル 前回-12.95億NZドル)→ 赤字幅は予想を若干下回り、前回より大幅に低下

6:45    NZD 第3四半期GDP=前期比0.3%(予想0.6% 前回1.0%)、前年比2.6%(予想2.8% 前回2.8%)→ 予想と前回を下回り、NZD売りが強まる

9:00    AUD 11月 雇用統計: 失業率=5.1%(予想5.0% 前回5.0%)、新規雇用者数=3.7万人(予想2.0万人 前回3.28万人)、正規雇用者数=-0.64万人(予想 前回4.23万人)、パートタイム雇用者数=4.34万人(予想 前回-0.95万人)、労働参加率=65.7%(予想65.6% 前回65.6%)→ 失業率は若干上昇するも、新規雇用者は予想外に拡大、AUDUSDの買いは限定的で動きは鈍い。


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