2018/12/27

2018年12月27日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年12月27日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

長い連休明けの欧州市場を気にしながらも、アジア市場は前日の米国市場で急騰した株式市場と、急伸した債券利回りと原油価格の影響を受け、日本株は急騰。

為替相場は前日の111.60台を高値に株高の中でも、一時110.80台まで下落するなど円は予想外に健闘している。ただし、年末ぎりぎりの複雑な環境の中で、今後の欧米市場の株価の変動を強く受けることは避けられず、決め打ちできにくい状況に変わりない。

昨日からのレンジを考えれば、110.80~111.60のレンジが予想されるも、株価の変動によってはどちらにでも抜け出す可能性が高いことを考えておく必要がある。

EURUSDとGBPUSDは、前日の米国市場で下落した反動もありアジア市場は底堅く推移しているが、連休明けの欧州市場の動きを確認するまでは、ある意味では信用できない動きと判断したい。

AUDUSDとNZDUSDは、前日の米国市場でドル高の中で、株価の上昇(リスク選好パターン)に予想外に底堅い展開となっていた影響なのか、アジア株高の中でも上値の重い展開となっている。ただし、こちらも欧州市場の株価は債券利回りの影響を受けることは避けられず、動きの信用度は低い。

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