2018/12/13

2018年12月13日(木曜)12日、海外市場の動き(午前5時半ごろの動き)

2018年12月13日(木曜)12日、海外市場の動き(午前5時半ごろの動き)速報でメイ首相は信任へ。

米CPIは前年比2.2%(予想2.2 前回2.5%)と前回より低下するも予想通り。ファーウェイCFOは保釈され米中間の緊張は緩和し貿易交渉は前進。

為替相場はイタリア予算案で進展が見られEURUSDは上昇。メイ首相の不信任投票の結待ちながら支持拡大に信認されることを期待しGBPUSDが上昇し、総選挙前の退任を発表に傾向を維持し結果を見守る動きへ。

EURUSDは、コンテ・イタリア首相は2019年度予算案の財政赤字を対GDP比2.4→2.04%下方修正することを提案、欧州委員会は評価しており受理を期待したユーロ買が強まる。発表前にしてコンテ首相とユンケル欧州委員長の会談で2.0%に修正するとの報道にユーロ買が強まっていてアジア市場の1.1315をボトムに米国市場では1.1387まで上昇し1.1360台で推移中。

GBPUSDは、メイ英首相は、不信任投票を前にして2020年の時期総選挙前に退任の意向を示しそれまで解散を否定。投票前にメイ首相を支持する議員増に英株上昇しポンド買が強まり、アジア市場の1.2470台をボトムに米国市場に入り不信任投票を前にして一時1.2670台まで上昇し、1.2640台で推移中。

USDCADは、ピークにカナダ元外交官が拘束のネガティブ材料にもファーウェイCFOが保釈されたことで1.3380台をピークに米国市場では1.3320台まで下落。原油安にもかかわらずCAD高の水準を維持し1.3350近辺で推移中。

USDJPYは、リスク回避の材料が多数で株高や米金利の上昇にも関わらず、日米貿易問題を意識したのか113.50台をピークに終盤にかけて値幅は狭く113.10台まで続落し113.20近辺で推移中。

ユーロストックス50は1.72%上昇、ダウは一時450ドル近くの上昇から260ドル近く(約+1%)まで低下、米10年債利回りは2.91%近くまで上昇、2年債は2.77%と小幅な上昇にとどまる。原油価格は52.88の高値からイラン石油相のOPEC内の政治的不一致発言に終盤にかけ51近くまで急落。

米CPIは前年比2.2%(予想2.2 前回2.5%)と前回より低下するも予想通りで、FRBの利上げ路線の継続を期待。

トランプ大統領は、ファーウェイCFOの保釈に関して関与? 米国の安全保障と米中貿易協議の進展になるなら、司法省に介入する考えを示し、釈放の交渉の材料となる可能性も示唆。

トランプ大統領は、中国と双方の当局者が協議を続けていることを認め、中国製品への関税を引き上げないと発言。中国に配慮した姿勢を示す。

中国政府はファーウェイCFOの保釈で米国との貿易交渉で譲歩? 先に米国輸入車の関税を40→15%に引き下げることを示唆しており、中国は産業政策である「中国製造2025」戦略推進を見直す動きもあり、米中貿易戦争の休戦後で初めて米国産の大豆少なくとも50万トンを購入との報道も。

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USD 生産者物価指数=前月比0.1%(予想0.1% 前回0.6%)、前年比2.5%(予想2.5% 前回2.9%)、コア前月比0.3%(予想0.2% 前回0.5%)、コア前年比2.7%(予想2.5% 前回2.6%)

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【北米】
カナダの裁判所はファーウェイCFOの保釈を認めたことで、リスク回避の流れが弱まり日経平均株価の上昇となった。

トランプ大統領は、ファーウェイCFOの保釈に関して関与? 米国の安全保障と米中貿易協議の進展になるなら、司法省に介入する考えを示し、釈放の交渉の材料となる可能性も示唆。

トランプ大統領は、中国と双方の当局者が電話で協議を続けていることを認め、中国製品への関税を引き上げないと発言。中国に配慮した姿勢を示す。

中国政府はファーウェイCFOの保釈で米国との貿易交渉で譲歩? 先に米国輸入車の関税を40→15%に引き下げることを示唆しており、中国は産業政策である「中国製造2025」戦略推進を見直す動きもあり、米中貿易戦争の休戦後で初めて米国産の大豆少なくとも50万トンを購入との報道も。

ポンペオ米国務長官は12日、ホテルチェーン世界最大手のマリオット・インターナショナルで発覚した顧客情報の大量流出に中国が関与していたと認めた。

FRBが抱える4.1超ドル規模の債券ポートフォリオで、未実現の損失が積み上がっている。独立した中央銀行にとって政治的に穏やかではない空気が漂う中、その財政の健全性が問われるリスクがあり、トランプ氏が攻撃材料にする恐れ

中国でカナダ元外交官が拘束は、カナダ当局が米国の要請で中国のファーウェイCFOを逮捕したことへの中国の報復との見方が出ている。、独立系シンクタンク「国際危機グループ(ICG)」の北東アジア担当上級顧問マイケル・コブリグ氏。コブリグ氏は中国で数年にわたり、中国当局によるイスラム教徒弾圧や中国と北朝鮮の関係など、微妙な問題を研究してきた。ICGに加わる前の2014〜16年には、北京のカナダ大使館で勤務した経験があり、中国語も堪能だ。

【欧州】
欧州議会はEUと日本の経済連携協定(EPA)を賛成474、反対156の賛成多数で承認、2019年2月に発行へ

英保守党議員で構成する1922委員会のブレディ委員長は不信任投票を要請する書簡が必要数を上回り、英保守党党首の信認投票を12日午後6~8時に実施(日本時間13日の3~5時)→ 事前に信任投票の可能性を示唆する報道もあったが、直後からポンド売りが強まる

メイ英首相は、不信任投票を前にして2020年の時期総選挙前に退任の意向を示しそれまで解散を否定。投票前にメイ首相を支持する議員増に英株上昇しポンド買が強まる。

コンテ・イタリア首相は2019年度予算案の財政赤字を対GDP比2.4→2.04%下方修正することを提案、欧州委員会は評価しており受理を期待したユーロ買が強まる。発表前にしてコンテ首相とユンケル欧州委員長の会談で2.0%に修正するとの報道にユーロ買が強まっていた。

イタリア紙ラ・レプブリカ=サルビーニ・イタリア副首相は3月10日に総選挙を模索。

【アジア・その他】

中国は産業政策である「中国製造2025」戦略推進の手綱を緩めつつあることが、国営メディアが報じた地方政府向けの新たなガイダンスで明らかになった→ 米国に配慮した動きの可能性も。

サンギャネ・イラン石油省=OPECメンバー無いにはかなりの政治的な不一致が見られる。

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