2020/05/13

2020年5月13日(水)21:30時ごろの動き


2020513日(水)21:30時ごろの動き

パウエルFRB議長の発言を前にして、欧州株は弱く、EUROSTOXX50が-1.25%下落、原油価格(WTI)は25.70台、米10年債利回りは0.664%と大きな変化は見られず。為替相場は、NZ中銀がQE拡大とマイナス金利に含みを残したことで一人負けのNZDを除きドル売りがリード。

NZDUSDは、NZ中銀が政策金利0.25%の据え置きを決定したが、資産買い入れ規模を倍増し、追加緩和とマイナス金利の可能性を示唆したことで0.6080一時0.6000までの下落から0.6040台で推移している。

英国発では、GDPの前期比は-2.0%で2008年来の落ち込みとなるも、予想よりマイナス幅は少なく、鉱工業生産と、製造業生産もマイナス幅は大幅に拡大するも予想よりベターで、全体的なドル売りの流れもあり1.2250台をボトムに欧州市場では一時1.2340まで上昇している。

ユーロ圏の鉱工業生産の前年比は-12.9%と1991年の統計開始以来の落ち込みとなるも、EURUSD1.0830台をボトムに前日の海外市場の高値1.0885近くとなる1.0880台まで上昇している。

USDJPYは、107.20台の上値は重く、全体的なドル売りの流れに追従する形で、欧州市場に入ると106.80台まで値を下げており、売り圧力は変わらず。

EURUSDは、アジア市場では動きは見られず、欧州市場に入り1.0831を安値に1.0880台を回復し前日の海外市場の高値1.0885近くまで上昇している。

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21:30     USD 4月 生産者物価指数=前月比-1.3%(予想-0.4% 前回-0.2%)、前年比-1.2%(予想-0.4%、前回0.7)、コア前月比-0.3%(予想-0.1% 前回0.2%)、コア前年比予想0.6%(予想0.8% 前回1.4%)

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