2020/05/26

2020年5月26日(月)昨日25日、海外市場の動き(午前5時半ごろ)

2020526日(月)昨日25日、海外市場の動き(午前5時半ごろ)

 

英米が休みで週明けの月曜日。海外市場では香港の国家安全法をめぐる動きを含め人民元発の重要なニュースもなく、米中の対立も新たな展開は無く、静かな動きに終始。

 

日本では緊急事態宣言の全国的な解除へと動き、経済対策は第1次・2次補正と合わせ200兆円規模となることを発表。経済活動の再開を期待した日本株高=JPY安期待と、米中対立のリスクを意識した=JPY高リスクの両面が相場を支配し、欧米市場はUSDJPY107.6675の狭いレンジに終始。ただし、水準的には最近のレンジの上限近くで推移しており、上値を試していることは間違いなさそう。

 

欧州では、独GDP2期連続でマイナスとなりリセッション入りが確実へ。一方、独政府がルフトハンザに経済安定化基金から90億ユーロの救済措置を決定したことを市場は評価。週末には独仏が提案した5000億ユーロの欧州復興基金で供与による形で各国に資金を分配に反対し、融資に基づく新基準を提案とのネガティブ材料にも、肝心のイタリア債券利回りは低下しリスク選好の動きへ。また、経済面では独IFO業況指数は79.5(予想79.0 前回74.3)と、前月の過去最大の下げ幅と過去最低水準の記録から回復。現況指数は弱いが、期待指数は前回と予想を上回り景気回復を期待し、ポジティブ。結果、EURUSD1.0870台をボトムに一時1.0914まで上昇。目標の1.1000まではまだまだ届かず。

 

英国では、英首相の上級顧問のカミングス氏が外出制限中に遠距離の親類を訪問したことで批判の的になり、週末の報道では辞任の有無が注目されたが、「感染疑いのある妻に変わり、親類に子供の世話を求めるためだった」とし、非は無いと主張し辞任を否定。英国市場がバンクホリデーで休場だったこともあり動きは鈍いが、GBPUSD1.2160台をボトムに一時1.2200台まで上昇。

 

一方、話は違うが米国ではトランプ氏が2か月半ぶりにNOマスクでゴルフをプレー、コメントではゴルフは軽い運動と主張、さすがトランプ大統領。

 

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