2020/05/20

2020年5月20日(水)14:45時ごろの動き

2020年5月20日(水)14:45時ごろの動き

前日のNY市場で軟調な米株に反して、本日の日経平均株価は強く一時220円近く上昇し+170円近くで推移している。ただし、上海総合は0.25%近く下落しているが、クドローNEC委員長は、「米中貿易交渉の第1段階合意を破棄するとはない」と発言している。原油価格は32ドル半ばまで上昇し、米10年債利回りは0.7%近くとほぼ変わらず。

為替相場は、通貨間により異なるも、総じて米国市場の終盤にかけドル買いが強まった分を回復、前日NY市場の終値からはドル売りの流れが強まっている。

豪ウェストパック景気先行指数はマイナス1.5%と予想-0.85、前回-0.70%よりマイナス幅が拡大。豪小売売上高(暫定ベース)は-17.9%と前月が8.5%と過去最大となった反動もあるが、過去最大の落ち込みとなったことで、AUDUSDは0.6525をボトムに0.6560まで上昇していたが、上値が重くなっている。ただし、エコノミストの中ではAUD買いを推奨する動きも目立っている。

中国人民銀行はプライムレート(LPR)の1年物=3.85%、5年物=4.65%の据え置を決定したことで、緩和をいったん休止するシグナルと捉える動きもある。

USDJPYは、NY引け間際=オープン直後の107.63をボトムに仲値直前では107.98まで上昇と、実需筋のドル買い志向は強いことが証明されているが、日本株高の中で107.70台まで値を下げる等、108円の大台近くは売り圧力が強い。

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10:17    AUD 4月 ウェストパック景気先行指数=前月比-1.5%(予想 前回-0.85→-0.70 %)→ 予想と前回よりマイナス幅が拡大

10:30    CNY 人民銀行 プライムレート(LPR)の1年物=3.85%、5年物=4.65%の据え置を決定。→ 今回のLPR据え置きは緩和をいったん休止するシグナルとなっている。

10:30    AUD 4月 小売売上高(暫定ベース)=前月比-17.9%(予想 前回8.5%)→ 過去最大の伸びとなった前回8.5%の影響もあり、過去最大の落ち込みで、失業率は年央までに11.7%に達するとの予想も。


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