2020/05/15

2020年5月15日(金)24:00時ごろの動きい

2020年5月15日(金)24:00時ごろの動きい

予想通りと言ったらいいのか、独GDP、ユーロ圏GDPのマイナス幅は予想通りとなるも、過去のデータから見れば弱さが目立つだけ。一方、米小売売上高、米鉱工業生産は予想外にマイナス幅が拡大し、欧州株は軟調で米株も下落からスタート。

また、トランプ大統領は中国を刺激する発言とドル高を擁護する発言も気になっている。一方の中国環球時報は米国の批判が止まず、中国は「米企業を信頼できない実体の一覧表に加える用意がある」と報道。共に内向きで政治的な駆け引きであることは周知の事実とは思うも、「瓢箪から駒」の例えにならないことを願うだけ。

為替相場は、通貨間で動きは異なり、EURUSDは弱い米経済指標を受け急伸するも、逆にGBPUSDは英EU通商交渉で進展がみられず、ジョンソン英首相は進展がなければ交渉を打ち切る姿勢を示してて弱く、EURGBPはアジア市場の0.8827をボトムに0.8915まで上昇。

USDJPYは、アジア市場の107.43の高値から106.86まで下落しドル売りの流れの中でクロスでのJPY売りが強く107円台を回復しているが、戻りも限定的。

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15:00    GER 第1四半期GDP・速報値 前期比-2.2%(予想-2.2% 前回0.0%)、季調前前年比=-1.9%(予想-1.6% 前回0.3%)、前年比-2.3%(予想-2.0% 前回0.4%)→ 前回から大幅に下落するも予想通りの結果となったが、過去10年程度で最悪の成長となった。

15:45    FRN 4月 消費者物価指数・確報値=前月比0.0%(予想0.1% 前回0.1%)、前年比0.3%(予想0.4% 前回0.4%)、HICP前月比0.0%(予想0.1% 前回0.1%)、HICP前年比0.4%(予想0.5% 前回0.5%)

18:00    EUR 第1四半期GDP・改定値=前期比-3.8%(予想-3.8% 前回-3.8%)、前年比-3.2%(予想-3.3% 前回-3.3%)→ 速報値と同じで予想とほぼ変わらず

18:00    EUR 3月 貿易収支=季調前282億ユーロ(予想 前回230億ユーロ)、季調済予想=235億ユーロ(予想170億ユーロ 前回258→256億ユーロ)
21:30    USD 5月 NY連銀製造業景気指数=-48.5(予想-63.5 前回-78.2)

21:30    USD 4月 小売売上高=前月比-16.4%(予想-12.0% 前回-8.7→-8.3%)、除く自動車前月比-17.2%(予想-8.6% 前回-4.5→-4.0%)→ 予想外にマイナス幅が拡大へ

22:15    USD 4月 鉱工業生産=前月比-11.2%(予想-11.5% 前回-5.4%)、設備稼働率=64.9%(予想64.0% 前回72.7→73.2%)→ 前回から大幅にマイナス幅が拡大し過去最大の落ち込みへ

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