2020/05/25

2020年5月25日(月)22:15時ごろの動き

2020525日(月)22:15時ごろの動き

 週明け月曜日。全人代で香港の国家安全法の対応や米中間の対立が、コロナ問題や中銀の金融政策より目先の関心は強い。

 英米が休みと重なり市場全体の動きは緩慢。欧州株は強くEUROSTOXX50は+1.87%と上げ幅は大きい、原油価格(WTI)は強く33ドル台半ばで推移。

 為替相場は、全体的に動きは緩慢で、小幅なドル売りとどまり、全般的にリスクを気にしながらも、USDJPYが早朝から底堅く推移し、JPYはクロスで小幅な全面安と、リスク回避のJPY買い行動は感じられず。ここ数日間は大枠107.30108.10のレンジに収まってはいるが、水準的には上値を試しやすくなっている。

 EURUSDは、欧州市場の1.0870をボトムに下げ止まり、予想外に強いIfo業況総合指数と、弱い現況指数にも関わらず期待指数が強く出たことや独フルトハンザが政府と数十億ユーロの救済策で合意とのプラス材料や、GBPUSDの上昇もあり一時1.0914まで上昇している。

 GBPUSDは、総じて弱きムードが強い中、英国市場はメモリアルデーで休場のため商いは低迷。ジョンソン英首相の上級顧問のカミングス氏に対する批判に対して、首相官邸が声明を準備との報道でも底値は限定的で1.2190台まで上昇するも、1.2200の壁は破れず。、

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 15:00     GER 第1四半期GDP・改定値=前期比-2.2%(予想-2.2% 前回-2.2%)、前年比-2.3%(予想-2.3% 前回-2.3%)、季調前前年比=-1.9%(予想-1.9% 前回-1.9%)

 17:00     GER 5月 Ifo業況(総合)指数=79.5(予想79.0 前回74.3)、現況指数=78.9(予想80.3 前回79.5→79.4)、期待指数=80.1 (予想74.1 前回69.4 現況指数は弱いが、期待指数は前回と予想を上回り景気回復を期待している。

 

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