欧州市場は、株高＋債券利回り上昇。ポンド高＋NZドル高＋円安。
●GBPUSDは、英CPI統計開始以来の伸にGBPはクロスでも急伸し8月3日の高値1.3268を一時上回り、次は13日の英GDPと14日のBOEの2大イベント待ち。
●NZDUSDは、9/23のNZ総選挙の世論調査で苦戦の与党支持率が野党を上回りNZDは急伸し一時0.7320台へ上昇、AUDUSDもつれ高へ。
●EURUSDは1.20台割れから回復できなかったこともあり、売り圧力が強まる中で、EURGBP急落の影響に一時1.1920台まで下落、1.1900、1.2000のポイントを注目。
●USDJPYは、欧米債券利回りの上昇＋世界的な株価の上昇＋GBPJPYを筆頭にクロスでの円売り加速の影響、110.00のオプションがらみも含めサイコロジカルなポイントを狙われ一時110.10まで上昇中。
◎原油価格（WTI）は下げから上昇へと変化し48.30台へ。
◎欧州株は強く、EURO STOXX50は前日比＋20.35（＋0.58％）上昇、独DAXも＋70.31（＋0.56％）上昇、逆に英FTSEは－24.72（－0.33％）低下、MSCIEMは1100の大台を達成、ダウ先物も強く＋0.24％上昇中。
◎10年債利回りは上昇、独10年債は0.371％（＋0.035％）、英10年債も1.086％（＋0.041％）上昇、米10年債利回りは2.159％（＋0.028％）へ上昇。
〇英8月消費者物価指数＝前月比0.6％（予想0.5％ 前回－0.1％）、前年比2.9％（予想2.8％ 前回2.6％）、コア前年比2.7％（予想2.5％ 前回2.4％）、小売物価指数・RPI前月比0.7％（予想0.6％ 前回0.2％）、RPI前年比3.9％（予想3.8％ 前回3.6％）、RPIX前年比＝3.7％（予想4.0％ 前回3.9％）→ 衣料品価格の上昇に前年比は2.9％上昇、1997年の統計開始以来で最大の伸び率。予想を上回りGBP買いが強まる。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
北朝鮮＝国連の追加制裁決議を拒否。米国は間もなく「最大の苦痛」に直面すると主張。
独経済相の月報＝独経済の成長は下期も続くが、民間消費がけん引役となるが、小売りセクターに陰りが見られ、第3四半期は鈍化する可能性がある。雇用が過去最高、実質賃金も上昇し、借り入れコストも非常に低いことから、消費主導の好景気が続いている。
