注目のカナダ中銀は、据え置き予想に反して、政策金利0.25％引き上げ1.0％に決定し、カナダドルは全面高。
欧米市場では全般的に北朝鮮リスクも弱まり、米貿易赤字額は予想を下回るも、マークイットPMIは予想外に弱くなったが、為替相場の動きは鈍く、債券利回りは小幅低下するも、株価は上昇し。為替市場ではJPY＋AUD＋NZDは売られ、逆にEUR＋GBPは底堅く上昇へ。
変動が始まったのは、予想外に利上げしたカナダの政策金利。カナダ中銀は予想外の利上げを受け。USDCADは1.2400台→1.2130台まで一時急落し、CADJPYも87.80台→89.74まで一時上昇。USDCADの急落が他の通貨ペアでもドル売りを誘発し、弱かったAUDUSDとNZDUSDも上昇に転じている。
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〇債券利回りは、独0.339％で変わらず、英国は低下し、米10年債利回りも前日2.079→2.07％へと小幅低下へ。
〇英株は軟調ながら欧米株は上昇し、EURO STOXX50は0.5％近くへと上昇し、米株も上昇から始まる。
〇原油価格（WTI)は一時49.34ドルへと続伸。
◎米貿易収支＝－437億ドル（予想－447 億ドル 前回－436→－435億ドル）→ 赤字額は予想を下回るも前回からは小幅上昇へ。
◎カナダ国際商品貿易＝－30.4億カナダドル（予想－33億カナダドル 前回－36→37.6億カナダドル）→ 赤字額は予想を下回る
◎米マークイット総合PMI・確報値＝55.3（予想 前回56.0）、サービス業PMI・確報値＝56.0（予想56.9 前回56.9）→ 予想を下回る
◎カナダ中銀（BOC) 金融政策発表＝0.75％の政策金利を、0.25％引き上げ1.0％を決定、0.75％の据え置きと意見は分かれていた。
◎米ISM非製造業景況指数＝55.3（予想55.5 前回53.9）→ 前月からは上昇するよう予想を下回る
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