2017/09/24

今週の主な材料(9月25日~9月29日)

今週の主な材料(9月25日~9月29日)

今週は、イエレンFRB議長、ドラギECB総裁、カーニーBOE総裁を含め中銀関係者の発言が非常に多く、逆に最重要の経済指標は米、英、カナダのGDPと、金融政策はNZに限定され発表が少ない週になっています。

また、北朝鮮リスクは変わらず存在し、オバマケア改廃の新法案の上院採決の有無はどうなるのか? 日本衆議院選挙の影響は円相場にどう影響するのか? 週末のNZ総選挙とドイツ連邦議会選挙の結果で25日のオセアニア市場から反応することが予想できます。

【週末の動き】市場参加者が注目していた以下3点で注意が必要です。
9/24 (日)北朝鮮外相の国連演説=トランプ大統領を呼び捨てにし「独りよがりの誇大妄想の気が狂った人」と痛烈にこき下ろし、「米国全土に我々のロケットを打ち込むことがますます避けられなくなるという撤回できない過ちを犯した」と警告⇒ 水爆実験を実施する可能性は?

9/23(土)NZ総選挙=イングリッシュ首相の与党・国民党が58議席で第一党を維持するも過半数に届かず、反TPPの政党と連立協議へ。今後のTPP交渉に影響も。(予想通りの結果に週明けからどのように反応するか不明)

9/24(日)ドイツ連邦議会(下院)選挙=メルケル首相の与党優勢。日本時間24日午後3時から投票を開始し、25日午前1時に締め切られ開票が始まり、25日午前中に結果が判明の見込みですが、出口調査の結果によっては25日(月)のオセアニア市場でユーロ相場が変動する可能性も。メルケル政権は2015年に多くの移民や難民に国の門戸を開き、今回はその後初の国政選挙。こちらの「NHK NEWS WEB」と「YAHOOニュース」をご参考に  
⇒ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170924/k10011153981000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_006
⇒ https://news.yahoo.co.jp/byline/kobayashiginko/20170924-00076101/


【重要な経済指標】
9/25(月)独Ifo景況感指数
9/26(火)米新築住宅販売件数、米CB消費者信頼感指数
9/27(水)米耐久財受注速報値 
9/28(木)米第2四半期GDP確報値、米新規失業保険申請件数
9/29(金)日本全国消費者物価指数、英第2四半期GDP確報値、カナダGDP、米個人所得;個人消費、米シカゴPMI、ミシガン大学消費者信頼感

【金融政策】
9/25(月)
9/26(火)
9/27(水) 
9/28(木)NZ中銀 金融政策発表
9/29(金)

【特に重要な中銀関係者の発言】⇒主要国中銀総裁の発言が多く(これ以外での多くの発表が予定されていますので、別表で確認して下さい)、発言内容で相場が動くことが予想されます。 
9/25(月)ダドリーNY連銀総裁、ドラギECB総裁、コンスタンシオECB副総裁
9/26(火)ブロック豪中銀総裁候補、イエレンFRB議長
9/27(水)ボロズカナダ中銀、 
9/28(木)カーニーBOE総裁、デベル豪中銀総裁補佐、フィッシャーFRB副議長
9/29(金)カンフリBOE副総裁、ブロードベントBOE副総裁、ドラギECB総裁、カーニーBOE総裁、


詳しくは別表をご覧ください。

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