2018/06/11

2018年6月11日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年6月11日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

G7サミットではトランプ氏の豹変に「G6対米国」の対立が表面化するも相場全体の動きは予想外に緩慢。月並みながら12日の米朝首脳会談、13日のFOMC、14市のECB理事会や、米国発の重要な経済指標の発表を控えて猪突猛進はできない。

G7サミット後の影響を最も強く受けたのがサミットホスト国のカナダ。USDCADは先週末終値1.2920から早朝にはギャップを開け1.3000でスタートするも続かず、1.2955~80の動きで身動きできず。

USDJPYは、リスク回避の流れにオセアニア市場で下落し早朝には109.20台まで下落するも、株高の流れ+新興国通貨の安定した動き+円高期待の円ロングの投げに、先週金曜日の高値109.85を上回り110.00台と、先週木曜日の高値水準近くまで上昇。

EURUSDは、G7サミットの影響も乏しく変動は緩やかで、1.3405~25の狭いレンジから、イタリアのトリア経済相が就任後初のインタビューで、「ユーロ圏にとどまる意向を明言」し、公的債務を減少させるとあり、ポジティブ材料に1.3430台まで上昇するも比較的緩やか。

日経平均株価は+170.00(+0.75%)と強く、中国株は逆に下落、アジア各国の株は強弱が混在する動きへ。米10年債利回りは2.963%と上昇、原油価格(WTI)は65.54と小幅下落するも、65ドルの大台を維持。

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8:50    JPY 4月 機械受注=前月比10.1%(予想2.8% 前回-3.9%) 前年比予9.6%(予想3.9% 前回-2.4%)→ 予想を大幅に上回るもUSDJPY相場は動かず。

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