2018/06/22

2018年6月22日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年6月22日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き


週末金曜日。週末リスク、OPEC総会、EUと米国通商問題、独難民流入抑制問題、トルコ大統領・総選挙とこれから週末にかけて色々と出来事は多い。

為替相場は、円を除き主要通貨、資源関連通貨、新興国通貨でも総じてドルは下落。円は週末リスク=円高を思いきや一人負け状態。

欧州市場に入り、強い仏・独・ユーロ圏のPMIに欧州株は強く、イタリア極右政党「同盟」のボルギ下院予算委員長は、イタリア政府はEU離脱を望まずと発言しEURUSDの上昇につながっている。

USDJPYは逆にドル高へと動き、円はクロスでは全面高で、底堅い動きであることは間違いないが、結局は109.86~22の狭いレンジで推移しているだけ。

USDCADは今日これから注目したい。カナダのCPIと小売売上高。USDCADは1.3320台の高値圏から、昨日の安値1.3283を割り込み1.3270台へと軟化しているが、この動きがどうなるのか? 数字如何では大きな動きも期待したい。

日経平均株価は-176.21(-0.78%)と下げ傾向が続き、中国株は底堅く推移、アジア株は強弱混在。欧州株価は上昇傾向が続いている。米10年債利回りは2.92%と小幅上昇、原油価格(WTI)はOPEC総会を控えて66.22と上昇が続いている。


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15:45    FRN 第1四半期 GDP・確報値=前期比0.2%(予想0.2% 前回0.2%)、前年比2.2%(予想2.2% 前回2.2%)

16:00    FRN 6月 総合PMI・速報値=55.6(予想54.2 前回54.2)、製造業PMI・速報値=53.1(予想54.0 前回54.4)、サービス業PMI・速報値=56.4(予想54.3 前回54.3)→ 製造業が弱く、サービス業が強く、総合は予想を上回る

16:30    GER 6月 総合PMI・速報値=54.2(予想53.3 前回53.4)、製造業PMI・速報値=55.9(予想56.2 前回56.9)、サービス業PMI・速報値=53.9(予想52.5 前回52.1)→ 製造業が弱く、サービス業が強く、総合は予想を上回る

17:00    EUR 6月 総合PMI・速報値=54.8(予想53.9 前回54.1)、製造業PMI・速報値=55.0(予想55.1 前回55.5)、サービス業PMI・速報値=55.0(予想53.8 前回53.8)→ サービス業が強く、総合は予想を上回る


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