2018/06/21

2018年6月21日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年6月21日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

為替相場はドル全面高で、クロスでも円売り圧力は止まらず。

昨日、パウエルFRB議長は「利上げ継続の根拠は強い」と利上げ継続姿勢を再確認。トランプ大統領は「米GDP4%の達成は、今にわかる、それを超えるだろう」と超強気の発言。

一方、EUは米国との間で制裁を受けた報復の動きが強まり、22日に本当に関税を課すことになるかを注目。中国は米国との間で制裁→報復→報復の報復と、7月6日の発動までに解決策を見出すことができるのか注目。

また、英国はEU離脱修正法案が下院で否決され一先ず安心感、ただし、6月28~29日のEUサミットで英国はブレグジット関するEUが納得するような話をすることができるのか? メルケル独首相は難民問題で連立政権内での亀裂を修復することができるのか? 6月28~29日のEUサミットを見守る動きへ。

新興国通貨もやや落ち着きを取り戻して入るも、大胆な通貨貿易策に支えられている面も多く、米金利がさらに上昇でもしようものなら再び売り圧力が強まる可能性も否定できず。

結果として、ドル売りの流れは止まらず、EURUSDとGBPUSDは今年の安値を更新中で、USDCADとAUDUSDは一年近く前の水準とドル高が進ンでいる。USDJPYは6月15日の高値110.90、5月21日の高値111.40を試す動きへ。

日経平均株価は下げからスタートから続伸し、+137.61(+0.61%)と上昇するも、中国株は弱くアジア株も上昇より下落が目立っている。米10年債利回りは2.941%と小幅上昇

USDJPYは、早朝の110.30をボトムに株価な底堅く推移し上値110.50の壁を超えてからはクロスも弱さが目立ち、ストップの買いを巻き込み110.76まで続伸。

GBPUSDは、BOE金融政策委員会・議事録の発表を控えて入るも、政策変更を期待する動きは少なくい。

EURUSDは、8月の利上げ見通しが5月の60→55%に低下する中、米国との金利下げ拡大、米国とEUとの通商摩擦の危惧もあり積極的ン動き難い。アジア市場の1.1590台を高値に1.1535まで続落。昨日ボトニー・オーストラリア中銀総裁発言後の安値1.1547を意識し1.1535まで続落し下げ止まる。

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7:45    NZD 第1四半期 GDP=前期比0.5%(予想0.5% 前回0.6%)、前年比2.7%(予想2.7% 前回2.9%)→ 予想と変わらずだが、前回より低下。

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