2018/06/22

2018年6月22日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

2018年6月22日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

週末金曜日。欧米株高、米債利回り小幅高、OPEC総会では予想通り減産幅の縮小を決定、「サウジ対イラク」の対立を織り込み原油価格の上昇が目立っている。

為替相場は、円を除きドル売り傾向は止まらず。強いユーロ圏各国のPMIと弱いCADの経済指標にUSDCADは急伸しCAD急落。

仏総合PMIは55.6(予想54.2)、独総合PMIは54.2(予想53.3)、ユーロ圏総合PMIは54.8(予想53.9)と強くEURUSDは1.1630台→一時1.1670台へ上昇し、メルケル独首相は連立与党の要求に応えるべく24日の移民政策の強化に関す一部EU加盟国でセットされた難民問題についての会議は結論を出さない可能性が高く、EUR売りの材料が削がれている。

カナダ小売売上高は予想外の大幅なマイナスで、CPIの前年比は0.1%(予想0.4%)、前年比2.2%(予想2.6%)と弱くUSDCADは1.3270台→1.3380台へ一時急騰。

USDJPYは、欧州市場の序盤に見せたEURUSDの急伸は、いったい何がおきたのだろうか? コメントでは米債利回りが緩やかに上昇との声も大きく、ドル買いをサポートするも、110.21を高値に上値の重い展開が続いている。