2019年7月12日(金)アジア・欧州市場序盤の動き
さあ、週末金曜日で日本は3連休突入。これからの海外市場では重要な発表の予定はなく、米金利に上下変動の影響を受けた為替相場の変動も一休み。
日経平均株価、中国株が強含みで推移し、米債利回りは弱含みで推移。為替相場は二極化し、リスク選好時に買われやすいAUD+NZD+CADは強く、逆に主要通貨のEUR+GBP+JPYは小幅な変動にとどまっている。
巷ではトランプ氏のドル売り介入のリスクを指摘する報道も流れているが、該当する通貨政府の事前許可を得ることができるのだろうか?
まあ、話だけのことと考えながらも、米金利と連動性の高い為替相場は、JPYは問外で、ECBの利下げリスクの高まり、ハードブレグジットのリスク、豪ドル、NZドルの追加利下げの可能性も消えず、金利差だけを考えれば、その差が縮小することもなさそう。
USDJPYは、今後しばらく107.80~109.50のレンジを予想すれば大きな誤差はなさそう。
EURUSD底堅く推移し1.1250~75の狭いレンジから底堅く推移。やっぱり200日MA1.1320台がポイントなのか。
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16:00 CNY 6月 貿易収支=予想452.5億ドル 前回416.5億ドル、予想2760.0億元 前回2791.2億元、
13:30 JPY 5月 鉱工業生産・確報値=前月比2.2%(予想2.3 前回2.3%)、前年比-2.1%(予想-1.8% 前回-1.8%)、設備稼働率=前月比1.7%(予想0.2% 前回1.6%)→ 予想を若干下回る
15:00 GER 6月 卸売物価指数=前月比-0.5%(予想0.2% 前回0.3%)、前年比予想0.3%(1.3% 前回1.6%)
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