2019年7月3日（水）アジア・欧州市場序盤の動き
相変わらず、株高＋再建利回り低下、どちらが本筋なのか？ FRBの利下げ期待は変わらず。為替相場は通貨間で異なるも大枠、小幅なドル高へ。
今日の中国CaixinPMIも弱く、米中通商協議の再開後の上昇を期待したいが現状の中国経済は強さがみられず。香港の過激なデモへと変化が気になる。
米国では昨日、ナバロ通商製造政策局長は「容認するファーウェイへのチップ販売の規模は年間10億ドル弱の規模に過ぎない」と驚きの発言をし、ペンス米副大統領は、理由説明もなく遊説の予定が突然中止となり、ワシントン郊外の空軍基地から呼び戻されトランプ大統領と会談。この動きの背景を市場は危惧。
金価格は上昇傾向止まらず、原油価格は60ドルのポイントをクリアか？ と思われたが引き続き60ドルを割り込む。日経平均株価は弱く、上海総合も弱い。気になるのは米債利回りの続落で、10年債利回りは1.93台まで一時下落。
USDJPYは、早朝の107.90台を高値に107.54まで続落。最近の円相場は株価よりも米金利との連動制が高く、今日も米債利回り低下＝円高と、この連動制を維持。
EURUSDは、1.1280台をボトムに何とか下げ止まり、1.1280～95のレンジと、1.1300のポイントを達成できなかった。欧州市場に入り前日の安値を割り込み1.1260台まで一時下落。特に材料は見当たらず。
AUDUSDは、弱い中国PMIにも0.6980台を維持。0.6985～00のレンジで動けず。特に材料は見当たらない。
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10:30 AUD 5月 住宅建設許可件数＝前月比0.7%（予想0.0％ 前回－4.7→－3.4％）、前年比－19.6%（予想－21.5％ 前回－24.2→－23.4％）→ 予想を上回る
10:30 AUD 5月 貿易収支＝57.45億豪ドル（予想52.5億豪ドル 前回48.71億豪ドル）
10:45 CNY 6月 Caixin総合PMI＝50.6（予想53.0 前回51.5）、 サービス業PMI＝52.0（予想52.6 前回52.7）→ 予想を下回わりサービス部門は4か月ぶりの低水準
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ペンス米副大統領
◎理由説明もなく遊説の予定が突然中止となり、ワシントン郊外の空軍基地から呼び戻され、ホワイトハウスでトランプ大統領と会談。→ この動きの背景を市場は危惧。
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