2019/07/23

2019年7月23日(火)欧州・米国市場序盤の動き

2019年7月23日(火)欧州・米国市場序盤の動き

欧州株は堅調に推移、米債利回りは反発、原油価格は下げから回復へ、IMF世界経済見通し再度下方修正へ。

USDJPは米10年債利回りの上昇に一時108.28まで上昇するも続かず、予想を大幅に下回った米中古住宅販売件数を受けドル売りへと変化し108.10近辺で推移。

GBPUSDは、保守党党首選でジョンソン氏が選出され一時1.2480の高値水準まで買い戻しが強まるも続かず、1.2430~60のレンジで推移。

EURUSD、AUDUSDと続落。弱い米中古住宅販売件数にも、予想外にマイナス幅が減少したユーロ圏消費者信頼感指数にも売りの流れは止まらず、EURUSDは1.1150台へ、AUDUSDは0.7000の大台を割りこみ下落へ。

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22:00    USD 5月 FHFA住宅価格指数=前月比0.1%(予想0.3% 前回0.4%)、前年比5.0%(予想 前回)

23:00    USD 6月 中古住宅販売件数=前月比-1.7%(予想-0.1% 前回2.5→2.9%)、527万件(予想535万件 前回534→536万件)

23:00    EUR 7月 消費者信頼感指数・速報値=-6.6(予想-7.2 前回-7.2)

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サンダースBOE政策委員
◎英国のEU離脱で利上げを思いとどまる可能性がある。

7月英産業連盟(CBI)
◎5-7月の新規受注指数は、-34(予想-15、前月-15)で、金融危機以来の低水準

ジョンソン氏、保守党党首選に勝利

ロシアと中国機が韓国領空を侵犯。
◎韓国軍は領空に侵入したロシアの軍用機に警告射撃を行った。

ファーウェイ
◎ファーウェイテクノロジーが北朝鮮の無線通信網構築に関与とのニュースを否定

日銀の金融政策決定会合の思惑(複数の関係者)
◎29、30両日に開催する金融政策決定会合で、2019年度の物価見通しを下方修正する見通しで、29、30両日に開催する金融政策決定会合で、2019年度の物価見通しを下方修正する見通し。

IMF世界経済見通し再度下方修正
◎世界成長率、今年3.3→3.2%、2020年3.6→3.5%
◎貿易や英国のEU離脱を巡る政策的な「誤り」が、想定されている回復をとん挫させるリスク
◎「2020年の成長加速予想にはリスクがある。現在ストレスにさらされている新興国経済・市場の安定化と貿易政策を巡る対立の解決進展が前提だ」

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