2018/01/12

2018年1月12日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年1月12日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

来週月曜日はキング牧師生誕記念日でNY市場は休場。米3連休を前にした週末金曜日のアジア市場は、米CPIと小売売上高の重要な経済指標を前にして、債券市場+株式市場の動きも鈍く、為替市場も小幅な変動に留まる。

為替相場は、昨日のタカ派なECB議事録から始まったドル売りの流れを主要通貨のEURUSD+GBPJPYは維持するも、資源関連通貨のAUDUSD+NZDUSD+USDCADは弱く、USDJPYは111割れを失敗し111.10~35のレンジで推移。

日経平均株価は、-56.61(-0.24%)と終盤にかけて軟化、中国株は強く、上海総合とハンセンは上昇。米10年債利回りは2.551%(+0.013)、2年債も1.994%(+0.025)と上昇。原油価格(WTI)は63.50-0.29(-0.45%)と軟化。 

USDJPYは、動きは緩慢で、仲値直前に111.06と安値示現するも、大枠111.20~35の狭いレンジで推移。米CPIと小売売上高、米3連休前の週末金曜日であることを考えると、発表を前にして積極的に動きにくい。

EURUSDは、早朝の1.2030台をボトムに、東京市場午前9時の取引参加が増える時間帯で上昇が始まり、1.2066まで上昇。その後は1.2040~60の狭いレンジとなるも、欧州勢が本格参戦すると1.2075まで上昇し、強さが目立っている。

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独連立交渉難航=11日の協議は20時間超に、税制や移民などさまざまな論点の意見の食い違いに合意の兆しみえず。独ビルト紙は関係者の話として交渉は完全に行き詰っていると報じている。

ムニューシン財務長官=NAFTA再交渉が実現しなければ米国は離脱へ。→ 米国、カナダ、メキシコの当局者は今月23~28日にモントリオールでNAFTA再交渉の第6回協議を開く。