2018/01/24

2018年1月24日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年1月24日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

ドル売りの流れ止まらず、円買いの流れも止まらず、日本株は軟調に推移。

日経平均株価は緩やか下落し-165.41-0.69%へ。上海総合は上昇傾向を維持するも、Hang Sengは小幅下落へ。米10年債利回りは2.622%(+0.007)へ、2年債も2.064%(+0.004)と上昇。原油価格(WTI)は64.47と前日と変わらず。

アジア市場の為替相場は、連邦政府機関の一部閉は一先ず解除するも2月16日までの仮に合意で問題が再燃する可能性を意識しドル買いへと動けず。22日に決定した米輸入課税がさらに拡大するとの見通しに株価の上昇を弱め、米中を主に貿易摩擦問題のドル売りへとつながった前日の流れが止まらず。

どの程度の影響なのか不明ながら、EURUSDやGBPUSDが高値を更新しながら上昇する中でル売り材料に意外に反応しやすい状況であることは結果論で確か。気になったのは、米10年債利回りが2日間続けて低下したことで、本日はやや上昇するもドル買いの材料にされず。

EURUSDは、前日の上昇の流れは止まらず、アジア市場では前日の高値1.2305近辺を超えて買いが強まり、2014年12月高値を更新中で1.2330台へ続伸して、ようやく上げ止まる。

USDJPYは、前日に110.50~60を割り込んでから下落は止まらず。110.20~40の買いも消化し、アジア市場の早朝には前日の安値110.20台を割り込み、110.00を割り込み、109.80台でようやく下げ止まる。