2018/01/13

最新のIMMポジションから、2018年1月13日(土曜)

最新のIMMポジションから、2018年1月13日(土曜)


最新の集計日が1月9日(火曜)の主要7通貨(円、ユーロ、ポンド、スイス、カナダドル、豪ドル、NZドル)は、ネットのポジションは前週比で-16,167→+34,627コントラクトとショートからロングへ変化。

今回のデータも円ショートとユーロロングの相反するポジションは変わらず。ロングNO.1のユーロはロングが拡大、ショートNO.1の円もショートが小幅に拡大し、3週連続いた主要7通貨のネットのショートポジションはロングへと変化。+50,794の増加額は2016年6月14日の63,452に次ぐ大幅な変化で、通貨高(ドル安)を狙ったポジションとなっていた。

単体では豪ドルは+25,484の増加で、前週のネットショートから脱却したばかりでなく、3週続いた前週比でのショートからロングへと変化し、前週比+25,484の増加額は2015年5月5日の+28,031に次ぐ大幅な変化となっている。


【円】前週-121,766→-125,536(-3,770)
円は、前週からショートが4週連続で小幅拡大。2016年11月29日から59週間続く円のショートは変わらず、ショートポジションNo.1も変わらず、円安を狙ったポジションに変化は見られず。

【ユーロ】前週127,868→144,691(16,823)
ユーロは、前週からロングが4週連続で拡大。2017年5月9日から36週続くユーロのロングは変わらず、ネット+144,691は私がデータを取り出した2009年1月以来で最大で、ユーロ高を狙ったポジションに変化は見られず。

【ポンド】前週16,235→25,492(9,257)
ポンドは、2016年11月28日から7週連続でロングの座を維持。9月から11月にかけて続いたポンド高・ポンド安と不安定な状態から緩やかな上昇傾向を維持し、ポンドに対しての信頼感も徐々に強まっている。

【カナダドル】前週14,739→17,461(2,722)
カナダドルは、昨年7月18日から25週連続でロングを維持。10月の7万コントラクトからロングは低下気味で、為替市場でのCADドル上昇に反して予想外に緩やかなロングポジションとなっている。

【豪ドル】前週-20,026→5,458(25,484)
豪ドルは、昨年6月20日から12月12日まで26週間連続のロングも終わり、3週間続いてショートになっていたが、今回のデータでは小幅ならロングへと変化。ポジション的にはニュートラルに近い水準となっている。

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