2018/01/04

2018年1月4日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年1月4日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

年明けの日本株は米株高もあり、日経平均株価は741円高と26年ぶりの高水準。為替市場は、USDJPYを除きドル売り傾向が続く。

世界的な株高傾向が続き、上海総合、ハンセンも上昇し、アジア・オセアニアの株式も上昇。欧州株も上昇からスタート。

米10年債利回りは、2.472%(+0.022)と上昇、2年債も1.956%(+0.02%)と強く、原油価格(WTI)61.88+0.26(+0.415)と上昇。

USDJPYは、クロスで円売り傾向が強く、材料としては北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が「新年の辞」で韓国との対話に柔軟な姿勢を示唆。リスク選好の材料=円売り材料と思われるも本筋とは思えず。むしろ、USDJPYと連動性の高い米10年債利回りの上昇が気になる。

GBPUSDは、昨日流れた「英国がTPP11に参加を検討」との報道もGBPにとってはプラス材料になり1.3500の大台を維持。欧州市場に入ると1.3540台まで上昇し、GBPJPYは0.3%近く上昇するなどGBPはクロスでも上昇が目立っている。

EURUSDは、注目の独2大政党、連立政権樹立に楽観的との報道もあり買い先行の流れが続き一時1.2038まで上昇し、1.2000の大台を維持。

AUDUSDは、アジア市場で一時0.7814まで値を下げるも、強い中国の経済指標の発表から上昇へと変化し一時0.7850台へ上昇。欧州市場に入るとやや軟化するも、0.7800の大台をボトムに上昇傾向を維持。

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シドニー株式市場は一時10年ぶりの高値へ。

FT紙=英国がTPP11に参加を検討(1月3日)

独2大政党、連立政権樹立に楽観的(1月3日
)=メルケル首相が率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と社会民主党(SPD)は3日、連立政権樹立の可能性に楽観的な見方を示す。

トランプ米大統領(1月3日)=スティーブ・バノン氏を非難。近く出版される書籍で大統領の長男であるドナルド・トランプ・ジュニア氏に不利なコメントをしていることにたいして、正気を失ったと非難。

MiFID2=日本株に悪影響か-欧州の投資家に情報ギャップ発生も。EUの金融・資本市場の包括的な規制、第2次金融商品市場指令(MiFID2)の適用が3日に開始。欧州の投資家は日本株に関するリサーチの入手先を減らす可能性。

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