2018/01/22

2018年1月22日(月曜)アジア・欧州市場前半の動き(午後8時ごろ)

2018年1月22日(月曜)アジア・欧州市場前半の動き(午後8時ごろ)

週明け月曜日のアジア・欧州市場の欧州市場前半の為替相場は、米政府機関の閉鎖と独連立政権の合意に、先週終値からギャップを空けドル売りから取引が開始。ただし、動きは通貨間で異なる。

中国株を含め株高傾向にリスク選好のパターンが強く、AUD+NZD+CADがドルに対して強く、AUDUSDは0.8010台と0.80の大台をクリア。NZDUSDも0.7310と0.73台をクリア、USDCADは1.2460と先週末終盤の1.25台から下落。GBPUSDも1.39台をクリア。

EURUSDは、独連立政権の合意に先週末1.2214→1.2272とギャップを空け高値近辺で取引が開始。アジア・欧州市場の序盤では1.2210台と先週末終値水準まで値を下げるも、米つなぎ予算の採決延期や、堅調は欧州株と債券利回りの上昇に1.2260台を回復。

GBPUSDは、先週末1.3840台→1.3890台とギャップを空け取引が開始。1.3850台をボトムに、欧州市場では米つなぎ予算の採決延期に1.3910台まで上昇中。

独SPDはCDU・CSUとの連立協議入りを賛成56%と僅差で決定、とりあえず安心感が広がるも、移民政策と医療保険改革で妥協できなければ合意が覆る可能性も残る。

日経平均株価は+8.27(+0.03%)、中国株は強く、上海総合+13.50(+0.39%9、Hang Sengも+138.52(+0.43%)の上昇へ。欧州株は弱く、STOXXEurope600は-0.09(-0.02%)、英FTSE100と独DAXも小幅安。原油価格は63.35と一時63.63まで上昇するもやや軟化。

米10年債利回りは、2.652%(-0.006)とやや軟化、2年債は2.074%(+0.021)と上昇。独10年債は0.523%(+0.014)、英10年債は1.367%(+0.025)上昇。


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中国株続伸、CSI300指数は31か月ぶりの高値、上海総合+13.4982(+0.39%)と2016年初め来の高値、

独社会民主党(SPD)は21日の党大会で、CDU・CSUとの正式な連立交渉入りを賛成多数で決定。ただ賛成票は56%で、党内の意見の相違があり、正式な連立協議に先立ち、移民政策と医療保険改革で妥協するよう求めたが、できない場合には全党員を対象に計画されている投票で最終合意案が否決されるとの懸念も出ている。

格付け会社フィッチ=スペインの長期外貨建ておよび現地通貨建ての発行体デフォルト格付け(IDR)を「BBBプラス」から「Aマイナス」に引き上げ、格付け見通しを安定的とした。

米上院が、2月8日までの予算を手当てするつなぎ予算案の採決に進むために必要な動議の採決を日本時間23日午前2時に延期。


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