2018/01/29

2018年1月29日(月曜)欧州・米国市場序盤の動き

2018年1月29日(月曜)欧州・米国市場序盤の動き

週明け月曜日の欧州市場は、米一般教書30日、FOMC31日、米雇用統計2日を控え、為替相場は米債利回りの上昇もあり、ドル売りポジションの巻き戻しにドルは全面高。

特に前週上昇したEURUSDとGBPUSDは共に-0.5%台と下げ幅が目立ち、AUDUSD、NZDUSD、USDCADは、アジア市場に下落するも欧州市場にはいってから小幅なレンジで推移。

USDJPYは円クロスで円ショートの巻き戻しで、円高へと動き、USDJPYは小幅な上昇にとどまり、EURJPYとGBPJPYは-0.4%台と下げ幅は大きい。

米10年債利回りは上昇し2.7%の大台へ、2年債は2.14%へと上昇。原油価格(WTI)は65.37と-0.78(-1.18%)と低下。

欧州株は上昇から下落し結局は前日とほぼ同水準、STOXXEurope600は-0.10(-0.02%)、英FTSE100は+8.62(+0.11%)、独DAXは-16.83(-0.13%)、DJIA先物は弱く、NYダウは-50ドル近く下げてスタート。

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USD 12月 個人所得=前月比0.4%(予想0.3% 前回0.3%)、個人支出=前月比0.4%(予想0.4% 前回0.6→0.8%)、個人消費支出・価格指数(PCEデフレーター)=前月比0.1%(予想0.1% 前回0.2%)、前年比1.7%(予想1.7% 前回1.8%)、コアPCE価格指数=前月比0.2%(予想0.2% 前回0.1%)、前年比1.5%(予想1.5% 前回1.5%)→ 個人所得は予想・前回を上回るも、個人消費支出は予想と変わらず

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プラートECB専務理事=インフレが景気刺激策なしに目標に向かうと確信した際に、資産買い入れを終了する。

プラートECB専務理事=今後のデータでインフレ圧力が緩やかに高まるとの見通しを示しても、金融政策状況が支援に不十分でインフレの道筋を危うくするなら、持続的調整と確認するには不十分。

プラートECB専務理事=資産買い入れ終了を段階的に行うか一度に実施するか、ECBはまだ決定していない。

クノット・オランダ中銀総裁=ECBの債券買い入れについて9月以降の終了を明確にすべき。→ 独債券利回り上昇。

ICM世論調査=英国民の過半数が、EU離脱の最終条件が明らかになった時点で離脱の是非を問う投票を実施することを支持。回答者の47%が最終条件を踏まえての投票実施を支持。不支持は34%。


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