2018/01/05

2018年1月5日(金曜)アジア・欧州市場の動き

2018年1月5日(金曜)アジア・欧州市場の動き

米国とカナダの雇用統計の発表を控えた、今年最初の週末金曜日。日本を含め世界的な株高と米債利回りの上昇が続く。

為替市場は、米雇用統計を前にした週末のドルの買い戻しが主流でEURUSDやGBPUSDも下落気味。円は別格で我が道を行く円安相場を継続中、次いで予想外の貿易赤字となったAUDUSDも売り圧力が続く。

日経平均株価は208.2(+089%)上昇、上海総合やハンセンを含め、アジア・オセアニア株式市場は上昇へ。米10年債利回りは2.462%(+0.009)と小幅上昇、2年債は1.964%(+0.012)と上昇傾向を維持。

AUDUSDは、早朝の豪貿易収支が-6.28億豪ドル(予想5.5億豪ドル、前回1.05→-3.02億豪ドル)と、前月比も赤字へ下方修正され、今月も予想外の赤字に、早朝の0.7860台を高値に欧州市場は0.7830台へ値を下げるも、下げ幅は限定的。

USDJPYは、北朝鮮リスクの低下は材料に使われているだけと思われるが、日本株高=円売りの流れ、米10年債利回りの上昇=円安のセオリーが復活。というより、円はクロスでも投機的な売りターゲットになっている可能性も高いが、113.50円は重要なポイントに思えてならない。

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