2018/03/01

2018年3月1日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年3月1日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

3月のスタートのアジア市場は、前日NY市場の流れを引きずり、株安+債券利回りは低下。為替相場は前日のドル高の反動でドルはやや弱含みで推移するも、大きな変化に至らず。前日200日MAを割り込み下落したEURJPYとGBPJPYの動きを注目。

USDJPYは、朝方の106.55をボトムに緩やかな上昇し、欧州市場に入ると106.90まで上昇、107.20~30を超えられるかがカギに。円はクロスでも前日の円高の反動に緩やかに円売りへと調整が続いている。不安材料は週末のイタリア総選挙と独大連立協議。

AUDUSDは資源価格を意識したのか予想を上回る中国製造業PMIにもかかわらず売り圧力が続いている。

EURUSDはアジア市場の1.2184をボトムに、1.2180~0の狭いレンジで推移するも、欧州勢の参入と共に1.2213まで上昇するも続かず。

GBPUSDは1.3740~70の狭いレンジで、ハード・ブレグジットのリスクを意識してか、昨日の下落の流れは変わらず反発力も鈍い。

日経平均株価は下落するも、上海総合や香港株は上昇。欧州株はStoxxEURO600が-1.70(-0.45%)、独DAXと英FTSE100も下落からスタート。

米10年債利回りは2.856%(-0.005)と低下、独・英10年債利回りも低下。原油価格(WTI)61.74+0.11(-0.16%)と低下気味。

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CNY 2月 財新 製造豪PMI=51.6(予想51.3 前回51.5)→ 予想を上回る

CHF 第4四半期GDP=前期比0.6%(予想0.5% 前回0.6%)、前年比1.9%(予想1.7% 前回1.2%)

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