2018/03/20

2018年3月20日(火曜)アジア・欧州市場の動き

2018年3月20日(火曜)アジア・欧州市場の動き

明日のFOMと東京市場の休日を前にして、アジア市場は積極的な取引は控えられるも、日本株安もあり総じてリスク回避の動きを継続中。為替相場は主要通貨で動きは異なり、円は小幅安へ。

USDJPYは、重要なイベントと東京市場の休場の前日で、ポジション調整によるクロスでの円売りが目立っているが、日本株安の影響もあるのかUSDJPYの買いは予想外に鈍い。先週から続く米政局不安と通商政策への不安材料は変わらず。106.30台で上げ止まり3月15日以来の高値106.41を超えられず。

AUDUSDとNZDUSDは、リスク回避時売られやすい流れが再燃し、上値は重く下げ幅は0.2~0.3%台止まりで動きは緩慢で、欧米市場待ち。

GBPUSDは、昨日の海外市場でブレグジット交渉の移行期間協議で合意でき2月26日の高値水準に並ぶ1.4088まで上昇し。今日のアジア市場でも続伸が期待されながらも高値は1.4048止まりで、前日の高値を追う動きは見られず、ただ、1.4000の大台を引き続き維持していることで底堅く欧米市場でどこまで上昇できるか見てみたい。

日経平均株価は米株安の影響も受け、下落からスタートし一時前日で260円近く下落するも緩やかに下げ幅を回復し、21,373.72-107.18(-0.50%)で終了。他の中国・アジア株は強弱混在。米10年債利回りは2.864%(+0.006)と小幅上昇。

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