2018/03/13

2018年3月13日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年3月13日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

相場変動要因の米CPIを控えたアジア市場は、USDJPYの上昇と、NZDUSDの上昇が目立ち、結果としてNZDJPYは0.79%の上昇と最も動きが活発。

USDJPYは、前日の森友文書の影響は消えず「大物政治家の、もしもの辞任=円高リスク」を期待した円買いに前日の安値106.32を割り込み一時106.25まで下落するも続かず。短期的な円ロングの巻き戻しや、日本株が午後に上昇した動きもあり106.84まで値を戻すも、現状は106円台での推移と方向性は定まらず。

NZDUSDは、早朝に発表された食品価格が前月比-0.5%と前回1.2%から低下したことで付けた0.7290を安値に、原油や資源価格も弱含みで推移しており、NZDの買い積極的な要因は見あらず、テクニカル的な動きなのか? 前日の高値圏と並ぶ0.7326まで上昇。

日経平均株価は低迷から午後に入り上昇、21,98.10円+144.07(+0.66%)で終了。上海総合やハンセンは小幅安で推移。米10年債利回りは2.88%と若干上昇、原油価格(WTI)は61.37+0.02%と小幅高で推移。

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今日の注目経済指標

20:30 ハモンド英財務相が春の財政演説、相場変動の期待度は弱いが、他に大きな材料も見当たらず注目。

21:30 米2月 消費物価指数は今週のメインイベントで最重要。前月比予想 0.2%(0.1~0.4%) 前回0.5%、前年比予想2.2%(2.1~2.3%)  前回2.1%、コア前月比=予想0.2%(0.1~0.3%) 前回0.3%、コア前年比予想1.8%(1.8~2.0%) 前回1.8%

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【北米】
トランプ大統領=シンガポールに本社を置く半導体大手ブロードコムによる米クアルコムの買収に米トランプ政権が「ノー」を突きつけた。

【その他】
麻生財務相=19日開幕のアルゼンチンG20に出席しない可能性が高まる。

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