2018/03/23

2018年3月23日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年3月23日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

週末のアジア市場は、前日の米国市場の要因と流れを引き続いで株価は大幅下落。

マクマスター米大統領補佐官はついに解任され、米国は中国へ「通商法301条」を発動へし、今日23日には鉄鋼とアルミニウムの輸入制限措置を発動するという。

市場は中国の報復措置を意識し米中の貿易戦争の可能性を危惧しながら過剰なまでにリスク回避へと動き、株価は大幅下落。米国市場の鉄鋼とアルミニウムの輸入制限措置の発動を見守る動きとなっている。

為替相場は、リスク回避の円買いに円高傾向が続き、EURUSDやGBPUSDをはじめ資源関連通貨の主要国通貨では小幅ながらドル売りで積極的な動きは感じられず。

USDJPYは、早朝発表の全国CPIは前年比1.5%、コアもコアコアも予想と変わらず相場への影響は見られず。相場変動は株価に連動しながらも、早朝の104.64をボトムに104.70~00のレンジに収まり、円はクロスでも小幅な円高にとどまり予想外に動かず。105円割れを示現しながらも予想外におとなしく、日経平均の大幅安にも関わらず積極的なドル売り・円買いも見られず。

日経平均株価は一時1000円超と下げ幅を広げ、前日比-974.13(-4.51%)で終了。中国株やアジア株は軒並み大幅安。米10年債利回りは2.815%(-0.010)小幅安に留まり、原油価格(WTI)は65ドル台へ上昇。

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8:30    JPY 2月 全国消費者物価指数=前年比1.5%(予想1.5% 前回1.4%)、除く生鮮・前年比1.0%(予想1.0% 前回0.9%)、除く生鮮エネルギー・前年比0.5%(予想0.5% 前回0.4%)

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