2018/03/19

2018年3月19日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年3月19日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

週明け月曜日。週明けから円高傾向が続く。

森友学園の決裁文書疑惑や拡大、安倍内閣の支持率低下、日本株安、ホワイトハウスの混乱、日米貿易摩擦の懸念、米国の対中国などへの輸入制限措置の今週発動の見込み、3月21日のFOMCを警戒感、等々様々な要因を上げ、リスク回避=円高を唱える動きが多い。

日経平均株価は一時300円超の下落から、21,480.90円-195.61(-0.90%)まで値を戻して終了。上海総合が香港株は小幅上昇と異なる動きへ。米10年債利回りは2.865%+0.018と先週の終値から上昇。リスク回避の動きは日本国内の要因にとどまっているが、テクニカルベースでは円売り圧力は変わらず。

マルパス米財務次官(国際問題担当)が18日に「米国が米中包括経済対話を打ち切った」と発言し、米中貿易戦争勃発か? 思いきや「私は誤った発言をした、ムニューシン財務長官は中国とハイレベル協議を行っている」と訂正発言をしている。

USDJPYは、早朝からの動きは、106円を中心にして上下の反応を試すような105.90~15のレンジで上下変動。安倍首相の発言、支持率低下が影響したのは、日本株安=円高傾向が続き105.75まで下落。午後に入り日本株は下げ止まるも戻りも鈍く、先週末の安値105.60を意識しながら105.68まで続落。105.70~80の狭いレンジから、欧州勢の参入もありテクニカルベースの買い戻しに105.90円台まで値を戻すも続かず。

EURUSDは早朝の1.2292を高値に、特に材料は見られないがEURJPYの売りの影響もあり1.2265まで下落。先週末の安値1.2260を意識しながら一時1.2273まで値を戻すも続かず、先週末の安値を割り込み1.2258まで下落するも、売りは加速せず。1.2260~75のレンジ相場が続く。

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8:50    JPY 2月 通関ベース貿易収支=34億円(891億円 前回-9,434→-9441億円)、季調済-2015億円(予想-908億円 前回3733→3523億円)→ 予想外に赤字幅が拡大

9:01    GBP 3月 ライトムーブ住宅価格=前月比1.5%(予想 前回0.8%)、前年比2.1%(予想 前回1.5%)

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