今週の主な材料(11/2~6日)
今週から米国が冬時間へ移行するが、何と重要なイベントが多いことだろう。
もちろんNO.1は米大統領選でどちらが勝利するのだろうか? また、欧米で新型コロナ感染の再拡大による部分的な経済閉鎖の動きはいつまで続くのだろうか? 当事国の金融・財政政策への影響が心配される一週間になる。
米追加コロナ経済対策は、マコネル上院共和党トップが「いかなる追加の新型コロナウイルス経済対策も2021年初旬に検討されるべき」との発言もあり、大統領選挙後でそれもある程度落ち着いてきてからになりそうである。英EU通商協議はいまだ結論は見えないが、何らかの合意期待感は消えず。
いつもなら最上位にランクされる、「米雇用統計」、「FOMC」。2番手は「英中銀の金融政策」、「豪中銀の金融政策」や、米「ISM製造業、非製造業」、「カナダ雇用統計」、「NZ雇用統計」など、多数の発表が控えている。
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米大統領選
11月3日の米大統領選ではバイデン氏が引き続き優勢だが、直近の世論調査ではトランプ氏が巻き返しており、どちらに勝利の女神が微笑むのか、まったく見えず最高裁まで結論が持ち越されるようなことはないのだろうか? ブルーウェーブは期待していないが上下両院議員選挙も重要で、もちろん今週の最大のテーマでもあり今後の相場の方向感示すことは間違いない。
コロナ感染拡大
英国では想定を上回り深刻化し、厳しい感染防止策へと動き、フランス、スペイン、ベルギー、ドイツも然りで、米国も一日当たりの感染者数は過去最多を更新し、NY州、ニュージャージ州や、中西部の諸州でも最多を更新しているとのことで、行動規制の再強化に株価の動きも気になる。
英EU通商協議
合意に向け水面下で話し合いを続けているとは思うが、よくわからず!
11/2(月)
中国 財新PMI
ユーロ圏各国PMI
英PMI
米ISM製造業景況指数
ユーロ圏財務相会合
11/3(火)
豪中銀金融政策
ユーロ圏財務相会合(ビデオ会議)
11/4(水)
NZ失業率
中国財新PMI
ユーロ圏各国PMI
英PMI
米ADP雇用統計
米貿易収支
米PMI
米ISM非製造業景気指数
11/5(木)
ノルウェー中銀金融政策
英中銀金融政策
ベイリーBOE総裁記者会見
米週間新規失業保険申請件数
米労働生産性、単位労働コスト
FOMC
パウエルFRB議長会見
11/6(金)
豪中銀四半期金融政策報告
米雇用統計
カナダ雇用統計
詳細は別表をご覧ください。
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