2020/10/05

2020年10月5日(月)22:30時ごろの動き

 2020年10月5日(月)22:30時ごろの動き


相変わらず市場のテーマはトランプ氏の様態であるが5日に退院との報道も。欧州市場に入り欧州経済の回復のすばらしさが目立っている。


欧州市場は、株高の中でEURUSDの買いがリードしたドル売りの流れが続き、円はUSDJPYが105.50台で推移するも、クロスでは円が大幅安となっている。債券利回り上昇+原油高で商品価格は大幅に上昇している。


バイトマン独連銀総裁は「第3四半期の独成長は強い」との発言があったが、ユーロ圏総合PMI・サービス業PMI共に予想と速報値を上回り強くなっている。ユーロ圏と独センティックス投資家センチメントは改善傾向を示しており、特に独は14.0と2月以来となるプラス圏を回復しさらに2018年11月の15.6に次ぐ大きな数字となった。


また、ユーロ圏の小売売上高は前年比3.7%と予想と−0.1%に下方修正された前回が大幅は回復を示し、ECBの追加緩和見通しが萎み、EURUSDはアジア市場の上昇に続き欧州市場に入っても1.1770近くまで上昇している。


欧州株は強く、EUROSTOXX50は+0.75%の上昇、ダウ先物も0.74%の上昇となっている。また、米10年債利回りは0.73%(+0.031)と上昇、原油価格は38.80(+4.75%)と大幅高で、金・銀、穀物価格も強く、ブルームバーグ・コモディティインデックスは+1.53%と大幅な上昇となっている。