2020/10/13

2020年10月13日(火)昨日12日、海外市場の動き(午前5時半ごろ)

 

20201013日(火)昨日12日、海外市場の動き(午前5時半ごろ)

 

債券市場が休場で、取引のある米株は上昇傾向を維持。欧州や英国ではコロナ感染の再拡大、追加刺激策の期待拡大、英EU離脱交渉の行方が気になる一方、米国では大統領選はバイデン氏有利との報道が多いが不透明感は変わらず、追加景気策では協議は難航し小規模なコロナ景気対策を可決するよう議会に求めるにとどまり、今後の進展を期待するだけ。

 

ダウ+0.88%、Nasdaq2.56%、S&P1.64%とピークから若干値を下げるも上昇傾向は変わらず。原油価格はリビア油田で不可抗力条項が解除、ノルウェーのスト終了、米南部のハリケーンで停止した生産の回復などもあり、40ドルを割り込み39.53ドル(-2.64%)近くで推移と弱い。

 

為替相場は、先週末に次期米大統領にバイデン氏優勢との判断に15年来の急騰を見せたCNYUSDCNY 高値6.7898→安値6.6930暴落)は、当局のサポート(フォワード取引の法定準備金の撤廃)を受け安値6.6933→高値6.7539まで上昇。CNYJPYは先週末の上昇幅をほぼ戻し円高に動いている。

 

資源価格の下落やCNYの変動の影響もあるのか、AUDUSDは一時0.7200台まで、NZDUSDは一時0.6640台まで下落と弱い。

 

GBPUSDは、英国ではコロナ感染再拡大に警戒レベルを引き上げる中、15日の英EU交渉期限を直前にして、EU首脳会議(1516日)に焦点が当てられている。週末にジョンソン英首相は「合意が見通せなければ15日に通商交渉から手を引く」と警告しているが、市場ではなんらかの合意を期待してなのか、GBPは底堅く推移し一時1.3080台まで上昇している。

 

USDJPYは、CNYJPY下落の影響度は不明ながら、欧米の不透明感にJPYが弱いながらも選好される流れとなり、USDJPYはアジア早朝の高値105.80、欧州市場では105.62を高値に上値を切り下げ、米国市場では一時105.24まで下落し105.30台で推移と円高傾向を維持。円はクロスでもAUDJPY0.62%の上昇をトップに上昇している。

 

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