2020/10/16

2020年10月16日(金)15:00時頃の動き

 2020年10月16日(金)15:00時頃の動き


週末の金曜日。株安、債券利回り軟化、資源価格軟化、為替相場はドル高傾向が続くも、積極性に乏しく緩やかな動きで、JPYの買い戻しは再開し取引量も増加気味。


アジア市場は週末を前にして、米大統領選のリスク、新型コロナの再感染のリスク、米追加経済対策の遅れリスク、ブレグジットリスク、中国の豪州に対する貿易締め出しリスクと、リスクを意識した流れは変わらず。


日経平均株価は後場にかけ値を下げ-0.41%の下落、上海総合は上下変動しながら大きな変化は見られず。米債利回りは0.727%(-0.010)と若干の低下、原油価格は40.43ドル(-1.25%)と低下し、ブルームバーグ・コモディティインデックスは-0.17%と弱い。


AUDUSDは、中国は豪州に対する輸入禁止措置を連発。豪産石炭の輸入、豪ワイン、大麦など次々に発動している。それに、ロウ豪中銀総裁のハト派発言から売り圧力が強まっているAUDUSDは早朝の0.7098を高値に引き続き0.7050台の壁を維持しており、重要なポイントに差し掛かっている。


USDJPYは、週末を前にしてリスク回避思考が強いのか105.50をトップに、105.20~50のレンジでクロスでは小幅ながら円高傾向を維持している。昨日は円高期待が裏切られたが、105.50の壁を越えられず上値の重さを再確認。


GBPUSDは、今日もジョンソン英首相の発言と、EU首脳会議の結果次第で、上下何れの方向にでも大きな変化は可能!


EURUSDは、欧州主要都市でのコロナ再拡大のリスク=ECBのPEPPの拡大=EUR安の発送に弱さがめだっており、1.1700を中心とした動きが続いている。9月25日の安値1.1612、90日MA=1.1639が下値の大きなポイントに。


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