2020/10/23

2020年10月23日(金)17:15時頃の動き

2020年10月23日(金)17:15時頃の動き


米大統領選の討論会はサプライズもなく終了し相場への影響は見られず、バイデン氏の支持率がトランプ氏を上回る状況は変わらず。問題の、米追加経済対策の出番待ちだが、こちらも大統領選にずれ込む可能性も否定できず。


仮に、直ちに民主党が支持する2.2兆ドル前後で合意すればサプライズで、米金利の上昇=ドル買いの動きを期待したくなるが、出るかでないか予想できず。なければ、結局は不透明な米大統領選をにらんだドル売りなのであろうか?


日経平均株価は+0.18%と小幅高を維持、上海総合は-1.04%と後場にかけ下げ幅を拡大。弱い仏・ユーロ圏PMIに反し、独PMIは予想外に強い結果となり、英小売売上高も予想外に強く出たこともあり、欧州株は大幅高からスタートしEUROSTOXX50は+0.95%と上昇し、FTSEやDAXも大幅高でスタートし、米株先物も強くダウは+0.18%の上昇へ。米債利回りは0.859%と小幅低下。原油価格は40.57ドルと小幅安。


為替相場は、米大統領選討論会を意識しながらも相場を動かす材料となりえず、アジア市場で緩やかなドル買いの流れとなっていた。欧州市場に入ると主要通貨でドルは全面安の展開となり、USDJPYは104.50台へと仕切り直し水準へ、EURUSDは1.1840台へ、GBPUSDも1.31台と前日の下げ幅の半値近くを戻し、AUDUSDも0.7140台と15日以来の高値水準となっている。