2020/10/14

2020年10月14日(水)16:15時ごろの動き

 2020年10月14日(水)16:15時ごろの動き


米大統領選はバイデン氏有利と言われるも、下駄を履くまではわからず相変わらず不透明、決まらない米追加経済対策、心配なコロナウイルス治療薬・ワクチン開発の遅れ、どうなるのかブレグジット、それと、コロナ感染の再拡大。相変わらずテーマは変わらず。


日経平均株価は+0.11%と何とか上昇、上海総合は−0.56%と弱く、欧州株はEUROSTOXX50が−0.09%とほぼ変わらず、ダウ先物も+0.10%と小幅高で推移。


米債利回りは軟調で、10年債は0.722%(-0.009)で推移、原油価格は40ドルを割り込み39.98(-0.55%)と弱く、ブルームバーグコモディティインデックスも-0.14%と若干下げている。


今日は、G20がオンラインで開催され、各国財務相・中銀総裁らが討議をするが、相場には影響があるとは思えない。


発言では、バーキン・リッチモンド連銀総裁、クラリダFRB副議長、クオールズFRB副議長、カプラン・ダラス連銀総裁、ホールデンBOE理事チーフエコノミスト、レーン・カナダ中銀副総裁、ラガルドECB総裁などが予定されており、注目したい。


為替相場は、前日の米国市場で下落した流れを継続しているが、弱いGBPと、まずまずのAUD・NZD、動かないJPYと大きく三分化されている。


GBPUSDは、ジョンソン氏が設定したEUとFTA交渉期限を15日に控え、14~15日のEU首脳会議の動きが焦点になっており、ブルームバーグの報道に草案では「EU首脳は英と通商交渉打開できず、合意なしへの準備強化」とあり、リスク回避のGBP売りが弱いながらも続き、前日の安値を割り込み1.2860台まで値を下げている。


NZDUSDは、ホークスビーRBNZ総裁補から「マイナス金利は現実にあり得ることであり、「脅し」ではない」との発言が飛び出したが、0.7150台をボトムにドル高の中では底堅く下げ止まり、0.7150~75のレンジで推移している。AUDUSDは、昨日AUD売りの材料となった「中国が豪産石炭の輸入を停止し」との報道も、昨日のボトム0.7150は固いのか、0.7152をボトムに何とか下げ止まっている。


USDJPYは、105.50→105.30→105.50台と動きは緩慢で、クロスでも強弱混在で一方向の動きとなっていない。


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