2020/10/21

2020年10月21日(水)15:30時ごろの動き

 2020年10月21日(水)15:30時ごろの動き


米大統領選の行方を占う重要な討論会を明日に控え、トランプ氏が共和党の反対を押し切り2.2兆ドル超えの規模まで妥協し望んできるペロシ・ムニューシン両氏の追加経済対策の協議。市場は米追加経済対の合意を期待し、流れはリスクオン。


米金利は上昇し、資源価格も強く、株価も小幅高。為替相場はドルが全面安で、EURUSDは直近の高値を更新し9月21日来の高値へ、GBPUSDも再び1.300の大台を試し、AUD、NZDの買いも復活。円はクロスでは弱いがUSDJPYでは105.20台へ下落。


日経平均株価は+0.32%と小幅上昇、上海総合は-0.47%と小幅下落、米株先物は上昇しダウは+0.49%高。米債利回りは続伸し、10年債は0.829%(+0.04)と0.8%の大台をクリアし強い。原油価格は41.46ドル(+1.54%)と上昇幅を拡大。


為替相場は繰り返しになるが、ドルは全面安で、メインのEURUSDはドルからのヘッジなのか、欧州への投資拡大なのか、欧州主要国のコロナ感染拡+ECBの追加緩和期待+不透明なEU英通商協議にも関わらず、大昨日の高値1.1841を上抜け1.1860と9月21日の高値1.1872が狙える水準まで上昇中。