2020/10/08

2020年10月8日(木)17:15時頃の動き

 2020年10月8日(木)17:15時頃の動き


米大統領選はいずれが勝利しても、株高は変わらずとでも言いたいのか強い。トランプ氏は執務を再開、米副大統領候補の討論会の勝敗は特にテーマとならず。欧州市場で予定されている要人発言と、ECB理事会の議事要旨を気にしながらの動きへ。


現時点では、日本株は米株も急伸の影響もあり強く、欧州株も伸び悩んではとりあえず上昇からスタートしている。米債利回りは軟調で、10年債は0.772%(-0.023%)。原油価格は40ドルを回復し強く、金・銀価格も上昇し、ブルームバーグ・コモディティインデックスも+0.43%と上昇している。


結果として、テクニカル+資源価格の上昇もあり前日に続きAUDUSDの上昇が目立ち、6日の高値圏まで上昇している。GBPUSDは、10月15日の期限(継続するとは言っているが?)を前にして活発な討議が続いており、何等かの合意期待が決裂期待を上回り、予想外に底堅い動きとなっており、1.3000の大台を狙う動きにも見える。EUEUSDは、1.17~1.18のレンジで、たまっているEURロングの解消が終了するまでは急伸もなさそうで、押し目買を狙う動きも強い。USDJPYは、クロスでは円安傾向となっているが、USDJPY単体では大枠105.90~10のレンジで全く投機筋の蚊帳の外の動き。引き続き106.50を超えるまではテクニカルでは円高が続き、その他の材料を考えても円高期待を変えるようテーマは今のところ見当たらない。