2020/10/01

2020年10月1日(木)20:30時ごろの動き

 2020年10月1日(木)20:30時ごろの動き


欧州市場に入り、米国の追加経済対策の合意期待に株価の上昇が続き、為替相場はGBPUSDの上下変化はあるが総じてドル売りが続く。


月初、東証が全銘柄の取引を終日停止のサプライズ。EUは「英国の国内市場法案に対して法的措置へ」との報道にGBP急落と、思ったら、今度は「英国とEU、国家補助で着地点を確認、残るは漁業権問題」との報道にGBPは急騰と変動の激しい動きへ。


東証は取引停止、上海総合も中国国慶節で休場。欧州市場に入りFTSEは強く、STOXX50は+0.42の上昇し、ダウ先物も0.8%近く上昇中。米10年債利回りは0.699%(+0.015)と小幅上昇。原油価格は40ドルを割り込み39.55近辺(-1.67%)と弱含みで推移、金・銀価格は強く、ブルームバーグ・コモディティインデックスは+0.27%と上昇。


独製造業PMIは速報値から低下するも56.4と強さを維持、ユーロ圏PMIは53.7と速報値と同じく、月次では2018年8月以来の高水準。


GBPUSDは、1.2950→1.2820→1.2970台と、EUは英国に離脱協定にそぐわない英国の「国内市場法案」をめぐり正式通知する書簡を送ったことでGBPは下げ、逆に 「英国とEU、国家補助で着地点を確認、残るは漁業権問題」とのFTの報道に上昇と、振れの大きな動きとなっている。仮に、何らかの合意があればGBPの急上昇は避けられず。これらの告知書に対して英国は1か月以内に返答をする必要がある。


USDJPYは、105.40~62のレンジで何をか言わん。ただ、クロスでは総じてJPY売りが続き、AUDUSD、NZDUSDも強く、AUDUSDは0.7200台をとりあえずクリア。NZDUSDも0.6650台まで上昇している。