2020/10/20

2020年10月20日(火)昨日19日、海外市場の動き(午前5時半ごろの動き)

 2020年10月20日(火)昨日19日、海外市場の動き(午前5時半ごろの動き)


米株は下落、米債利回りは上昇、原油は下落。為替相場は欧州市場のドル売りも収まり、過去最高の米NAHB住宅市場指数や米株の下落もありドル買い戻しへと変化。EURとCHFの強さが目立つ半面、AUDの弱さが目立ち、EURAUDは0.71%上昇。


米株は上昇からスタートするも続落し、ダウ−1.44%、Nasdaq−1.65%、S&P500−1.63%、米債利回りは上昇し、10年債は0.765%(+0.019)、原油価格は上下しながらも40.56ドル(-0.78%)と低下。


注目の米追加景気対策は継続中で、ペロシ氏が設定したタイムリミットは20日で、19日にも日本時間午前4時から協議を行う。ただし、民主党内の合意に否定的な動きに米株売りが強まる。


また、注目の米大統領選の動きでは、激戦が予想されるフロリダ州で19日に期日前投票が始まったが、バイデン氏の支持率は49%、トランプ氏が47%と、ほぼ互角とのこと。


GBPUSDは、英EU通商協議はEUが「法的文書作成着手を初めて英国に提案」するも英側は「否定的」で合意は見られず、19日予定のロンドンでの協議も先週のジョンソン氏の協定を否定する発言を受け中止、通商協議に関する報道や発言でボラは高い。


加え、先週末のムーディーズの英格付け引き下げ、ウェールズとマンチェスターのコロナ制限措置の導入、BOEの追加緩和策の導入期待等々、GBPにとってネガティブ材料が多数。その中で、早朝の1.2890をボトムに欧州・米国市場の序盤では一時1.3025まで上昇するも、米国市場では続落し1.2940台で推移と底堅くもあるが、1.3000の上値は相変わらず思い。


USDJPYは、105.30~50のレンジで、クロスでは弱さが目立っているAUDJPYを除き、小幅ながら円安の動きとなっている。今日は米株安にもかかわらず、JPY相場は大きな変化は見られず。


EURUSDは、早朝の1.1700台をボトムに欧米市場では1.1794と1.1800の大台直前まで上昇するも、強い米NAHB住宅市場指数や米株の下落に、上値が抑えられているが1.1760台をボトムに高値圏で推移。


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